National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は6月26日、ラピッドプロトタイピングに適したエンジン制御モジュール「Drivven C」シリーズ6機種を発表した。

同製品群は、堅牢性に優れたエンジンに特化したI/Oモジュールで、内燃エンジンシステムやアクチュエータと直接やり取りすることができる。NI LabVIEW FPGAモジュールでプログラミングできるため、エンジン制御アルゴリズムのプロトタイプを短期間に作成することができ、カスタム仕様のハードウェアを用意したり、長いコード文を変更したりする必要がない。

また、プラグアンドプレイでI/Oが使用できるため、エンジンインタフェースも数秒で換えることが可能。さらに、システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」を使用することでスパークや燃料噴射タイミングなどのエンジンパラメータを自在に設定することができる。

これらにより、パワートレインの制御システム開発において、エンジンセンサやアクチュエータインタフェースのプロトタイプの作成期間を短縮できるという。

価格は12万円から。

ラピッドプロトタイピングに適したエンジン制御モジュール「Drivven C」シリーズ