NTTソフトウェアは、次世代オフィスソリューションProgOfficeの新ラインナップとして、「電話の発着信履歴」、「電話帳データ」、「メール」をスマートフォンに残さずに安全に利用できるAndroidアプリおよびシステムを、7月2日に販売開始すると発表した。

次世代オフィスソリューションProgOfficeの新ラインナップ

本製品は、昨年12月に発表した開発バージョンを商品化したもので、業務用の電話やメールを行うことができるオフィス向けスマートフォン用アプリ。製品価格は、スマートフォンアプリ、サーバーマシン、サーバーソフトウェアを含んだ料金で、500名利用時の標準価格は460万円。

外出先などどこからでも会社のメールの閲覧・作成・送信ができ、電話発着信機能や電話帳機能も搭載しているため、スマートフォンがあれば、どこでもオフィスと同じように作業ができ、直感的に利用可能なアンドロイドアプリとなっている。

また、スマートフォンに電話帳データや電話発着信履歴、メールを残さない仕組みや、管理者が遠隔操作でアプリの利用をロックするなど紛失時の第三者によるアプリ不正利用を防ぐ機能も搭載。これにより、スマートフォンの紛失による個人情報や機密情報の漏えい、不正アプリを経由した端末内に記憶しているデータの流出を防ぐことができる。

さらに、顧客企業の組織階層をたどって連絡先を探すなど、日本の商習慣に対応したことにより、簡単に連絡先を検索でき、迅速に連絡できる。

(左)電話帳画面、(右)メール画面