アドビ システムズは26日、5月に開始されたクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」のラインナップに、同社の写真管理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 4」が加わったと発表した。
「Adobe Creative Cloud」は、PhotoshopやIllustrator、InDesignといった最新のクリエイティブ・ツールを自由に利用できるメンバーシップ制のクラウドサービス。利用料は月額5,000円(個人版年間プランの場合。月額3,000円の発売記念版もあり)で、デスクトップアプリケーションはもちろん、Photoshop Touchをはじめとする6つの「Adobe Touch Apps」や、20GBにおよぶストレージサービスなども利用可能となっている。
今回、本サービスのラインナップに加わった「Adobe Photoshop Lightroom 4」は、フォトグラファーが画像を簡単に読み込み、整理/編集/公開を行うことができるデジタル写真ワークフローソリューション。Creative Cloudでは、あらゆるクリエイティブ作品を制作/共有/配信するためのハブとしての役割を目指しており、今回の追加により、さらにその範囲を拡大させた。
なお、同社のクリエイティブ メディア ソリューションズ製品担当バイスプレジデントであるウィンストン・ヘンドリクソン氏は、「今後数カ月にわたって、さらに新しい製品とサービスをCreative Cloudに追加し」ていきたいと述べている。