チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、同社のセキュリティ・アプライアンスに装着するとすることで、パフォーマンスを高速化するハードウェアセキュリティ高速化モジュール「Security Acceleration Module」を発表した。
Security Acceleration Moduleは、並列処理によって主要なセキュリティ機能を高速実行できるよう専用設計された同社独自のハードウェア技術「SecurityCore」を搭載。Security Acceleration Moduleをセキュリティ・アプライアンスに装着すると、通常は汎用CPUで処理されるネットワーク・セキュリティ・トラフィックの負荷を、同モジュールの108個のセキュリティ・コアで処理できるようになる。
Check Point 21400 Applianceに装着した場合、最高110Gbpsのファイアウォール・スループットと2,900 SecurityPower Unitsというシステム性能により、同時接続数は毎秒30万件、転送速度は従来比で9倍となる毎秒6,000万パケットを達成するという。
なお、現在のところ、装着できるのはCheck Point 21400 Applianceのみ。