シャープは6月18日、スマートフォンに搭載する独自のユーザーインタフェース「Feel UX」を米国のデザイン会社であるfrogと共同で開発したことを発表した。同インタフェースは、2012年夏モデルの同社製スマートフォン端末に順次採用していく。

「Feel UX」において、ロック画面である「ウェルカムシート」には、旅行先で撮影した風景や大切な家族の写真など、最大で5種類の画像を壁紙として設定でき、主要なショートカットアイコンや更新情報が壁紙と重ならずにレイアウトされている。

「ウェルカムシート」からカメラ、電話、メールの機能を素早く起動できる

同画面からは電話、メール、カメラ機能を起動したり、メールや電話の着信履歴、天気や株価などの情報をリアルタイムで確認したりすることができる。

ホーム画面である「3ラインホーム」は、アプリケーションのアイコンを一覧表示する「アプリケーションシート」、簡易アプリケーションであるウィジェットを貼り付ける「ウィジェットシート」、ショートカットのアイコンを並べた「ショートカットシート」で構成されており、各シートにアイコンなどが整理されている。これらのシートを切り替えることで、気になる情報や使用したいアプリケーションに素早くアクセスすることが可能。

3ラインホーム。左から、アプリケーションシート、ウィジェットシート、ショートカットシート