アドビ システムズは、東映ラボ・テックが新たに展開する「映像制作支援サービスプロジェクト」に「Adobe Creative Suite 6 Production Premium」を導入する両社の協力体制を発表した。
同社はこのプロジェクトのために、東映ラボ・テックとクラウドコンピューティング環境でのレンダリングファーム構築に関する特別契約を締結。編集・特殊効果・カラーグレーディングまで対応するCS6製品群のトレーニングを、東映ラボ・テックに対して実施する。
創業以来、「プロの為のポストプロダクション」として時代の変化と技術革新に対応してきた東映ラボ・テックでは、今回ポストプロダクションとしてのさらなる一歩として「映像制作支援サービスプロジェクト」を開始。これに対応して、同社の最新のクリエティブツールである「Adobe Creative Suite 6 Production Premium」25式を導入した。
最新のデジタルシネマカメラ(「RED」、「ARRI RAW」など)にネイティブ対応する「Premiere Pro CS6」により、撮影後、クラウドサーバー上に保管されたデータが場所を問わず編集できるようになる。また、クラウドコンピューティングシステムでの「After Effects」レンダリングサービスも東映ラボ・テックおよびアドビ システムズとの特別契約により近日中に利用可能となる。