Googleは公式ブログにおいて、「Big Tent 2012: 自然災害とIT活用に関する国際会議」を7月2日に宮城県仙台市の仙台ウェスティンホテルで開催すると発表した。
近年、災害関連の目的でソーシャルメディアなどのインターネットサービスを活用する動きが世界的に広まっている。たとえば東日本大震災では、家族や友人の安否情報の確認にパーソンファインダーが利用され、ハイチ地震ではWebの地図作成ツールが活用された。このようなソーシャルメディアやWebツールのテクノロジーが持つ可能性を探求し、自然災害による被害と救援コストの軽減につなげるのが同会議の目的。
当日はマルガレータ・ワルストロム氏(国連事務総長特別代表)、ウィル・ロジャース氏(国際赤十字・赤新月社同盟)、近藤正晃ジェームス氏(Twitter日本法人代表)、サム・ジョンソン氏(クライストチャーチ・スチューデント・アーミー創設者)ら国内外の有識者が登壇し、基調講演やパネルディスカッション、技術デモンストレーションを行うという。
同会議は日英同時通訳され、参加は無料。詳細は公式サイトで確認できる。