イードは6月8日、「iPhone 4S」の購入者2000名(ソフトバンクモバイル購入者、au購入者各1000名)を対象に実施した「iPhone 4S通信会社選択の満足度に関する調査」の結果を発表した。
自身が選択したキャリアに満足しているかを聞いたところ、au購入者の61%が満足と回答した一方、ソフトバンクモバイル購入者のうち満足と答えたのは49%と、差は約12ポイントだった。共に約半数が自身のキャリアの選択に満足していると答えた前回調査時(auでは53%、SBMでは49%が満足と回答)と比べ、auで購入者の満足度が上がり、差が拡大する結果となった。
満足度が高かった項目を聞いてみたところ、au購入者は前回調査同様に「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」(62%)、「インターネットのつながりやすさ」(56%)、「インターネットの速さ」(47%)の満足度が高かった。
一方ソフトバンクモバイル購入者は、46%が「Wi-Fiサービスへの対応」、42%が「端末価格の安さ」、36%が「月々の料金の安さ」に満足しているという結果となった。昨年11月の前回調査でもソフトバンクモバイル購入者の40%が「端末価格の安さ」「月々の料金の安さ」に満足と答えており、引き続きソフトバンクモバイル購入者はその安さを支持していることがわかった。
iPhone 4Sを購入時のキャリアの選択理由は、どちらも「もともと利用していた通信会社を変えたくなかった」という回答が最多だったが、次いで多かったのは満足度と同様に、ソフトバンクモバイル購入者が「月々の利用料金・料金プランが魅力的だから(安いから)」(44%)、auは「通信エリアが広いから・つながりやすいから」(51%)だった。
次に端末を購入する際もiPhoneを購入したいかを聞いたところ、70%の人が「次もiPhoneを購入したいと思う」と回答。iPhoneに対する満足度も高いものとなっている。また、次期iPhoneに期待する改善点としては、主に「バッテリーの持ち時間が長くなること」(66%)、「防水加工」(37%)、「SDカード、microSDなどの外部メモリが使用できるように」(24%)などとなっている。