ラネクシーは6月8日、米Accusoftが開発したAndroid向け医用画像アプリケーション開発ツール「AIMTools」の販売を開始すると発表した。
AIMToolsは、Android端末にロスレス JPEGおよびJPEG 2000形式の画像表示機能を提供する、医用アプリケーション開発者向けのSDKで、同ツールを使って作られたアプリケーションを使えば、モバイルデバイスでの電子カルテの閲覧、TIFF形式で格納されたスキャン済みドキュメントの表示、JPEG 2000形式で保存された文書イメージの閲覧など、医療の現場でのモバイル端末の活用が実現する。
さらに、サムネイル画像の作成として、RAWデータの高速リサイズ、高速な1/4、1/16、1/64サムネイルに対応。精細な画面調整として、オリジナル画像の特定の領域を拡大表示、画像の輝度とコントラストをリアルタイムに調整可能。
iOS向けAIMToolsは、すでに販売開始されており、今回のAndroid版の発売により、主要なモバイル端末すべてに対応した画像処理ソフトウェアの開発が可能となる。
AIMToolsのライセンス形態・価格は、次のとおり。
製品名 | 価格 |
---|---|
AIMTools 日本語版 開発ライセンス | 50万円 |
AIMTools 日本語版 開発ライセンス保守 | 10万円 |
AIMTools 40クライアントランタイム | 2万8,000円 |
AIMTools 1,000クライアントランタイム | 70万円 |
現在、発売を記念して、開発ライセンス、1,000クライアントランタイム、90日の保守をセットにしたAIMTools 日本語版 スターター開発キットを2012年9月末日まで期間限定で発売するキャンペーンを実施中。