日本アイ・ビー・エムは6月7日、非構造化データであるテキストデータを分析するソフトウェア製品において、従来比約10倍の速度で、ソーシャルメディアの書き込み数億件分を一括で分析できる「IBM Content Analytics with Enterprise Search V3.0」発表した。
同製品は、同社のHadoopソフトウェア「IBM InfoSphere BigInsights」との連携により、ソーシャル・メディア上の書き込みでは、数億件に上る大量データを一括で分析することが可能になっている。
検索ソフトウェア「IBM OmniFind」を統合したことで、高度な検索機能を実現。同機能により、単語レベルの検索でなく文章の意味を踏まえた検索結果の絞り込みや、検索結果の時系列分析、相関分析などを検索画面に表示できるようになった。
対応言語として、従来の11言語に加えて、ロシア語、チェコ語、ヘブライ語、ポーランド語の4言語が追加された。価格は、100 Processor Value Unitで801万円から( 税別)から。