Texas Instruments(TI)は、駐車距離の計測、ブラインドスポットの検出や、同様の計測対象の検出などの各種車載向けアプリケーション向けに、超音波トランスデューサ用の全機能を内蔵したプログラマブル・ソリューション「PGA450-Q1」を発表した。

同製品は、高い設定機能を備えたバースト・ジェネレータ、低ノイズのアンプおよび12ビットのSAR(逐次比較)型A/Dコンバータのほか、レギュレータ、2個のNMOSローサイド(低圧側)ドライバ、発振回路などを備えている。またLIN 2.1物理インタフェースならびにインタフェース用のプロトコルを内蔵しており、エコー信号の処理機能およびトランスデューサと計測対象との距離の計算機能を提供する。

なお、同製品は28ピンTSSOPパッケージですでに量産出荷を開始しており、1,000個受注時の単価(参考価格)は2.60ドルとなっている。また、評価モジュール「PGA450Q1EVM」も単価(参考価格)99.00ドルにて供給されている。

超音波トランスデューサ用の全機能を内蔵したASSP「PGA450-Q1」