Googleは公式ブログでこのほど、同社の提供する広告サービス「Google AdWords」の「商品リスト広告」が日本でも利用可能になったことを発表した。
商品リスト広告は、Googleの検索結果ページに広告を掲載するサービス。標準のテキスト広告よりも多くの情報を掲載できるのが特徴で、特定の検索に対して関連性の高い商品が、商品の画像や価格、販売業者名などの情報とともに表示される。
商品リスト広告はトラフィックとクリック数の増加に大きな効果があるとされ、以前から商品リスト広告が提供されていたアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどでは、標準のテキスト広告と比べてユーザーのクリック率が2倍になるという結果も出ているという。
なお、標準のテキスト広告も、商品情報表示オプションを利用することで、商品リスト広告と同様に商品画像などの追加情報を掲載できる。商品リスト広告と商品情報表示オプションは似ている部分が多いが、商品リスト広告では検索内容がMerchant Centerアカウントのアイテムと一致すると自動的に広告が掲載されるため、キーワードや説明文を用意する必要がなく、すべての取扱い商品を簡単に宣伝できるというメリットがある。