日本HPは6月1日、3月27日に発表したデジタル印刷機 「HP Indigo 7600 デジタル印刷機(以下、Indigo 7600)」、および「HP Indigo W7250 デジタル印刷機(以下、Indigo W7250)」の販売を開始すると発表した。
Indigo 7600、およびIndigo W7250は、黒をCMYの3色合成で表現することで、通常の4色印刷時と比較して印刷速度を最大33%向上する新機能「生産強化モード(EPM)」を搭載している。
Indigo 7600は、最速160ページ/分のカラー印刷を実現する枚葉機で、新たにリアルタイムの「損紙自動検出機能」、隆起印刷やエンボス加工等の高付加価値印刷を実現する機能をオンプレスで搭載している。また、オプションのライトブラックインキを利用することで、より高品質なグレースケールの写真印刷を実現する。
Indigo W7250は、最速320ページ/分のカラー印刷、960ページ/分のモノクロ印刷を実現する大量印刷向けのロール機で、今回、新たに大量印刷で要求される高い品質と生産性の両方を実現するため、新しいカラーマネージメント機能を搭載した。
価格は、HP Indigo 7600 デジタル印刷機が6,400万円(税別)、HP Indigo W7250 デジタル印刷機が1億2,000万円(税別)。