Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Googleは29日(米国時間)、「Google Chrome Release」ブログにおいて、Chromeの開発チャンネル(Chrome 21)にゲームパッドAPIの標準導入を含むいくつかの新機能を追加したと発表した。今回、更新されたChrome 21に導入された機能は次のとおり。

  • V8エンジンを3.11.6.2にアップデート
  • ゲームパッドAPIのプロトタイプを標準で使用可能に
  • TLS 1.1を標準でサポート
  • フルスクリーンに関係なくマウスロック(ポインタロック)に対応

特にプロトタイプではあるが、ゲームパッドAPIが標準で利用可能になったことが興味深い。Googleでは、昨年末よりChromeでゲームコントローラを利用できるように、APIの開発を行ってきた。今回、ゲームパッド APIの実装が標準導入されたことで、Webゲームをゲームパッドで楽しめる日が近づいたことになる。

実装されたゲームパッドAPIのドラフト仕様はW3Cで公開されている。なお、FirefoxでもゲームパッドAPIの実装作業が行われており、こちらもChromeと同じ仕様をベースに開発されている。