NECは、無線LANに対応したワイヤレスVPNルータ「UNIVERGE(ユニバージュ) WA2021」と、専用無線LANカード「WA100-AP」を、6月15日から販売すると発表した。価格は、「UNIVEREG WA2021」が7万5,000円、「WA100-AP」が1万4,800円(いずれも税別)、出荷は7月17日より開始される。

「UNIVERGE(ユニバージュ) WA2021」

「WA2021」に「WA100-AP」を搭載することでアクセスポイント機能が付加され、スマートフォンやタブレット端末、POS端末等を利用することができる。

「WA2021」は、前機種である「UNIVERGE WA2020」の機能を継承しており、WAN側回線としてFTTHやADSLなどの有線回線とLTE、WiMAX、3Gなどのモバイル回線の両方に対応する。また、USB 2.0ポート、PCカードスロットを搭載し、主要なモバイル通信事業者の通信端末が利用できる。VPNはIPsecに対応する。

そのほか、ダイナミックDNS機能、自動FTPバージョンアップ機能、メール送信機能などの機能を搭載している。「WA2021」はLANポートを4ポート(ギガビット対応)備えており、外形寸法/重量は、W174×D195×H40mm/1,100g(ACアダプタを含む)。