ジャストシステムは5月31日、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して、東京・大阪在住の20歳以上の男女に対して実施した「節電対策に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は5月25日から5月29日にかけて実施され、有効回答数は2,169名。
今夏、節電や停電のリスクが懸念されているなか、原子力発電所の再稼働について尋ねたところ、 「停電になっても再稼働を支持しない」人が35%いる一方、「節電は我慢できるが、停電になるなら再稼働を支持する」人が43.8%に上り、停電となった場合は原子力発電所の再稼働を容認するという人が多かった。
家庭用電気料金の値上げを受け入れることで電力不足と原子力発電所の再稼働を回避できるとすれば、どの程度まで値上げを我慢できるかを聞いたところ、「1%も耐えられない」人が38.5%いる一方、「10%までは我慢できる」人が50.1%と半数を占めた。
節電でも、利用の回数を控えたり、性能を抑えたりしたくない家電や生活習慣は、「冷凍冷蔵庫(14.9%)」、「エアコン(10.3%)」、「テレビ(6.0%)」よりも、「PC」を挙げる人が最も多く、24.8%だった。年齢別や性別でも「PC」を挙げる人が最も多かった。