リコーは6月8日から、レーザー普通紙ファクシミリの新ラインナップとして、「RIFAX(リファクス) EL6000」を発売する。5.7インチ液晶タッチパネルによる簡便な操作性とともに、誤送信や受信文書の放置を抑止する機能を搭載。受信したファックスは紙に出力せず、パソコンやサーバに自動転送することもできる。電子メールとしての転送や、パソコンやサーバーの共有フォルダに転送することも可能だ。

RIFAX EL6000」

そのほか、本体に同梱するインターコム製ソフト「まいと~くFAX 9 Pro for RIFAX」との連携により、パソコンで作成した文書を出力せずそのままファクス送信する「PC-FAX送信」機能も搭載する。

さらに、カラースキャナとモノクロコピーを標準搭載としており、オプションでプリンタ機能を付加することが可能だ。出力速度は毎分24 枚(A4ヨコ)。価格は69万8,000円(税別)。外形寸法がW514×H558×D579mm(操作パネルを下げた状態)で、質量は33kg。

本体標準の給紙量は、500枚トレイ1段と手差しトレイ100枚の合計600枚となっており、給紙ユニットをオプション装着することにより、最大1,600枚の給紙に対応できる。また、メモリー容量が標準256MB(200文書もしくは約6,800枚)となっており、大量の出力にも対応可能だ。さらに同製品は、WebDAVに対応したオンラインストレージを利用し、クラウドへのバックアップイメージを保存することもできる。