OfficeのあのアシスタントたちをWebサイトで表示する「Clippy.js」

MicroSoft Officeには「Office Assistant」というアニメーションキャラクターがユーザをサポートする機能が提供されている。現在はこの機能は標準で無効になっているが、そのアニメーションキャラクターをJavaScriptを使ってWebサイトに埋め込もうというユニークなツールが登場している。それが「Clippy.js」だ。

Clippy.jsはその名のとおり、MicroSoft Officeのアシスタントとして活躍したキャラクター「Clippy」(日本語名はクリッパー)をWebサイトに表示するJavaScriptライブラリ。Smoreによって開発されており、MITライセンスのもとオープンソースで公開されている。「Clippy」の他、「Merlin」、「Rover」(日本語名はロッキー)、「Links」(日本語名はミミー)のキャラクターが用意されており、エージェントのアニメーション、スピーカー機能、キャラクターの移動、複数のキャラの同時利用などをサポートしている。

プロジェクトサイトでは「Clippy」が動作しており、キャラクターに対してアニメーションを実行できるデモボタン(音量注意)が用意されている。プロジェクトサイトがMicroSoft Word風のデザインになっているところも興味深い。デモでは他のキャラクターに変更して試すことも可能。Clippy.jsの使用方法についてもプロジェクトサイトが参考になる。