柳田織物は5月30日、Facebook広告を利用して募集した人と同社ネットショップ「ozie」会員を対象に実施した「クールビズに関するアンケート」の結果を発表した。同アンケートでは、クールビズの服装の基準や実際に着用したシャツなどについて聞いている。 回答者は20代~60代の男性287名。
「昨夏にクールビズを実施するにあたり、服装はどのような基準で決定したか」を聞いたところ、「上司や同僚など職場での許容範囲」という回答が56%と最も多かった。これに、「自分の好きなスタイル」(45%)、「お客様の目」(36%)と続いた。
昨夏にクールビズとして着用したシャツを聞いたところ、「半袖Yシャツ」(54%)が最も多く、「プルオーバータイプのポロシャツ」(34%)、「長袖Yシャツ」(32%)が続いた。一方、クールビズを積極的に実施していないと見受けられるジャケット着用者も22%に上った。ジャケット着用者に理由を尋ねたところ、「お客様の目を気にして」(62%)、「習慣として」(55%)という意見が多かった。
同僚や部下が着てきたら「NG」と思うクールビズスタイルを聞いたところ、82%と「Tシャツ」が圧倒的に多かった。「前開きポロ」をNGとする回答が8%だったのに対し、「かぶるポロ」は31%となり、同僚や部下のクールビズスタイルとして、「ポロシャツ(一般的なかぶるタイプ)」をNGとする意見が「前開きポロ」の3.8倍となり、許容度に大きな差があった。取引先の人についても同様の質問をしたところ、同じ結果となった。