ナイキは、プレミアリーグのマンチェスター ユナイテッドFC、アーセナルFC、リーガ・エスパニョ―ラの、FCバルセロナの2012-13シーズン新ユニフォームのデザインを発表した。
新ユニフォームは、ナイキ独自の再生ポリエステルで作られており、これまでの中で最も環境に配慮したユニフォームに仕上がっているとのこと。今回発表された3チームのデザインについては下記の通り。
マンチェスター ユナイテッドFC
伝統的でアイコニックなレッドをベースとしたトーナルなギンガムチェック。Vネックの襟にはブラックを入れ、背中側の首の内側には「Forged in Industry, Striving for Glory(産業と共に栄え、栄光の為に戦う)」というグラフィックが施された。
また、首の外側のグラフィックは、マンチェスター ユナイテッドが世界中で認知されているアイコニックなデビル(悪魔)のシンボル。 また、ホワイトのショートには斜線のグラフィックが対角線上に施されているが、これはシャツに使われているギンガムチェックに繋がるもの。
ソックスはブラックベースで、上部にレッドのラインが入り、ホワイトデビルのアイコンが施された。同ユニフォームは7月5日より発売される。
アーセナルFC
現代の試合における投光照明や背番号付きのシャツ、白いサッカーボールの使用を推し進めたのは、1925年から1934年まで同クラブの監督を務めたハーバート・チャップマン。今シーズンのユニフォームはクラブの歴史に敬意を表したものとなっている。
シャツは伝統的なレッドにホワイトの袖を採用しているが、襟、袖、ソックスに新たにオブシディアンのリングが施された。オブシディアンはクラブの輝かしい歴史の中でシャツの第3のカラーとして、そしてクレストのディテールとして、長きにわたって使用されてきた。
首の内側には「Victoria Concordia Crescit」(クラブのラテン語のロゴで、“勝利は 調和の中から生まれる”という意味)というグラフィックが、首の外側には現代のフットボールの試合を活性化させ、形を作ったチャップマンの有名な「WMフォーメーション」のグラフィックがそれぞれ施されている。
従来と同様にショートはホワイトだが、側面にはWMフォーメーションが施されており、ウェストバンドの後ろには「Arsenal」と記されている。ホームユニフォームのソックスはホワイトにレッドとオブシディアンのリングが加えられている。同ユニフォームは7月5日より発売される。
FCバルセロナ
アイコニックなブルーとレッドのストライプを融合させた、大胆なデザイングラフィック。クルーネックのレッドは、トラディショナルでありながらも現代的な印象を与え、シャツのブルーはこれまでのシーズンのものよりさらに濃く彩られている。
首の外側のグラフィックは“セニエーラ”というカタルーニャの旗をモチーフにした。首の内側には「MEs Que Un Club」(クラブ以上の存在)と記されている。また、この新ユニフォームに使用されているフォントは、カタルーニャの建築からヒントを得ている。
ショートはシャツと同様のブルーで、側面にはレッドストライプ、ウェストバンドの背中側には「Barca」と記されている。ブルーのソックスには、シャツと同じフォントで「Barca」の文字がイエローで記された。同ユニフォームは7月14日より発売される。