The Open Data Protocol (OData) is an open protocol for sharing data.

MicrosoftおよびCitrix、IBM、SAP、WSO2、Progress Softwareは24日(米国時間)、Open Data Protocol (OData)を標準化するため、OASISに共同提出したことを発表した。発表によると、各企業から提案された多くの拡張機能を含む「OData version 3」を提出したとしている。

OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、オープンな標準仕様の開発、統合および採用を推進するために設立された非営利の国際コンソーシアム。OASISからはこれまでに、Open Document、DocBook、Web Services Security、SPMLなどの仕様が標準化されている。

ODataは、データの照会および更新を行うためのオープンなWebプロトコル。HTTP、AtomPub(Atom Publishing Protocol)、JSONといったWeb技術を利用し、さまざまなアプリケーションやサービス、ストアのデータにアクセスすることができる。

Microsoftは現在、ODataの実装を自由に扱えるようにOSP(Open Specification Promise)のもとで公開しており、.NET、Silverlight、Java、PHP、Ruby、JavaScript、Joomla、iOS、Android、Windows Phone 7、Node.js、Azura、SQL Server、MySQL、App EngineなどにOData ライブラリが提供されている。