シャープは5月22日、60V型液晶ディスプレイを用いたマルチディスプレイシステムなど、計122台のデジタルサイネージを「東京スカイツリータウン」に納入したと発表した。

東京スカイツリー団体フロア(1階)には、江戸・東京の風景や営みを描いた、全長45mの「隅田川デジタル絵巻」が設置されており、その中央部には、同社製60V型液晶ディスプレイ13台を横一列に並べたマルチディスプレイシステムを設置し、隅田川を中心として両岸にひろがる情景をアニメーションで紹介している。ディスプレイに表示したアニメーションと壁画が一体となり、出発ゲートまでの導線上で訪れた顧客を楽しませるような演出を実現している。

「隅田川デジタル絵巻」(壁面中央部にディスプレイを設置)

そのほか、東京スカイツリータウン内の「ソラマチ商店街」、エレベータホールなどに60V型から32V型まで多数の液晶ディスプレイを設置し、来場客への情報提供などに効果的に活用する。

「東京スカイツリーチケットカウンター(4階)」

納入されたシステムは、60V型液晶ディスプレイ(PN-V601)が25台、60V型高輝度液晶ディスプレイ(PN-V602)が2台、52V型/47V型/42V型/32V型液晶ディスプレイ(PN-E521/E471/E421/T321)が95台となっている。