京都造形芸術大学は、東北芸術工科大学と共にプロデュースする社会人向けスクール「東京芸術学舎」にて、新講座「じぶん学──自分のなかに非凡を見つけるための連続講座」を開講する。開講は今年7月から。

同学Webページ

同講座では、東京大学名誉教授である養老孟司や美術家の横尾忠則、アニメーション映画監督の富野由悠季、京都造形芸術大学学長の千住博といった、さまざまな分野で独自の才能を発揮し、ユニークな価値を生みだしているプロフェッショナル13人を講師に迎え、「才能や進むべき道、スタイルの見きわめ方」をテーマに、連続講座を行っていく。

開講期間は7月18日~12月12日まで。間隔は不規則だが、原則として水曜日に授業を行う。講座の回数は全13回を予定しており、そのうち3回は体験型講座となる。

受講料は全13回分で6万円、定員は120名となっている。講座の申し込みは同学Webサイトにて行うことができる。

「じぶん学」講師と授業内容一覧

石川直樹(写真家) 極地や極限での旅・民族をテーマにする写真家、冒険家が「自分との出会い」を語る
横尾忠則(美術家) 119 ヶ国の美術館に作品が収蔵されている世界的美術家の「自分を見きわめる」論
高橋瑞木(水戸芸術館キュレーター) 世界のアーティストを知る気鋭のキュレーターが「アーティストたちの自分」を分析
椿昇(現代美術家) アートワークショップ界の第一人者による「おいしい自分」を見つける体験型講義
小川郁子(江戸切子作家)&坪井さやか(テレビ番組ディレクター) 斬新な作品で知られる気鋭の作家とさまざまな芸術に向き合ってきた美術番組ディレクターが「伝統と自分」の関係を語る
遠山正道(スマイルズ代表取締役社長) 「SoupStockTokyo」「PASS THE BATON」などユニークな事業を展開する経営者による「世の中の体温を上げられる自分」
中島信也(東北新社取締役、CM ディレクター) 数々のヒットを放つ広告の鬼才による「プロとしての自分」論
今井武(本田技研工業インターナビ事業室長)& 菅野薫(電通クリエーティブテクノロジスト) 震災支援で社会から絶賛「通行実績情報マップ」の仕掛け人たちが解き明かす「テクノロジーと自分」の新しい関係性
養老孟司(東京大学名誉教授) 「脳」をふまえて社会の評論に取り組む『バカの壁』著者による「自分という答え」
富野由悠季(アニメーション監督、原作者) 『機動戦士ガンダム』原作者が語る「『自分が生かされているところ』を考える」
千住博(画家、京都造形芸術大学学長) 日本を代表する世界的画家がいま考える「創作と自分」論

開催概要

開催期間 7月18日~12月12日
開催場所 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス(東京都港区北青山1-7-15)
受講料 6万円(全13回)
申し込み 同学Webサイト、あるいは電話(0120-530-920)(10時~17時、土曜は16時まで、日・木・祝日除く)にて受付