米Google傘下のYouTubeが5月21日にサービス立ち上げ7周年を迎えた。同社によると、サービスは順調に成長しており、1分あたりの動画アップロード量が1年前の48時間分から72時間分に増加した。
YouTubeは2005年1月にChad Hurley氏の自宅ガレージで誕生し、同年5月にベータサービスを公開、同年12月に正式サービスを開始した。この頃の1日あたりの視聴回数は約800万回。それから半年で1億回に成長し、2006年10月にGoogleによって買収された。当初は違法アップロードが大きな問題になったが、YouTubeの広告効果を認める企業も現れ始め、前回の大統領選挙では討論会の質疑応答に用いられるなど新たなオンライン動画メディアとして役割を広げてきた。この1年間は、昨年12月にホームとチャンネルページのデザインを刷新し、今年1月に1日の視聴回数が40億回を突破。3月に「KONY 2012」が1日3000万回の視聴を記録した。