大日本印刷(DNP)とDNPの子会社で、店頭販促ツールや広告宣伝物などを制作するDNPエス・ピー・テックは共同で、40インチのデジタルサイネージに商品陳列用の棚を付け、映像と商品を組み合せた店頭販促が行える販売什器「モニタナ」を開発し、6月1日より発売すると発表した。価格は1台あたり29万5,000円(税別)。
モニタナでは、カタログやチラシ、ウェブサイト、CMなどで使用している画像や映像など既存のコンテンツを活用してディスプレイに表示することができ、プロモーションのたびにオリジナルの販売什器を制作する必要はなく、棚に置く商品と映像を差し替えるだけで利用できる。データは、静止画・動画・Flash・音声などが利用可能。また、これらの情報を記録したUSBメモリを用いてコンテンツを表示する。
ディスプレイの両サイドには棚を設置するための穴があり、商品の大きさや陳列形態などに合わせて棚の位置を変えることができる。「スチール棚(黒)」「透明アクリル棚」以外に、オプションで、「ネット」「ハンガーフック(2種)」「吊り商品用フック」「楽器用フック」の5種類のパーツを提供。また、背後のディスプレイで表示する映像コンテンツを棚の位置に合わせて分割できる。