2012年中に引退予定だった宇宙探査機GALEX(Galaxy Evolution Explorer)が、NASAからカルフォルニア工科大学に貸与されることになった。連邦政府の資金で開発されたNASAの機器が、民間の資金を使ってミッションを継続するのは初めてのことだ。
GALEXは約9年間に渡り、紫外線宇宙望遠鏡として数億もの銀河を観測してきた。その中でも最も驚くべき発見は、「ミラ」と呼ばれる、星から放出されている彗星のような尾を発見したことだ。
また、ブラックホールが星を侵食している場面を捉えたことも大きな発見だった。ブラックホールが死んだとみなされる古い銀河の周囲を取り巻く新しい星の巨大な輪を見つけ出し、その星を侵食するのだが、これはダークエネルギーの性質を裏付けるものである。
ここからは、GALEXがこれまで撮影してきた画像を順に紹介していく。
カルフォルニア工科大学は、間もなく複数の国際研究グループと共にGALEXを運用する予定だとしている。GALEXは星の経年変化を観測し、銀河の分類を進める。それと共に、NASAのケプラー宇宙望遠鏡が調査した星をさらに詳しく観測する役割も担うことになっている。