セプテーニ・ベンチャーズは5月17日、ユーザー同士で「モノ」や「スキル」の取引ができるアプリ「Cluecoo (クルックー)」のiPhone / iPad版をリリースしたと発表した。Android版アプリは3月に公開されている。
Cluecooは教科書などの「モノ」や翻訳代行などの「スキル」を商品として、ユーザー間で取引ができる大学生用アプリ。東京大学や早稲田大学など、特定の大学に通う学生に向けて提供されている。
同アプリでは、買手となるユーザーが売手に向けて取引条件を提示し、お互いの合意が得られると取引成立となる。Facebookとの連携により、取引相手の名前や趣味といったプロフィール情報や共通の友人などを事前にチェックできるため、はじめての相手と交渉する際も不安が少ない仕組みとなっている。
これまで、Cluecooの展開大学は、東京大学 / 一橋大学 / 慶應義塾大学 / 早稲田大学 / 上智大学 / 青山学院大学 / 立教大学 / 法政大学 / 中央大学 / 筑波大学の10大学だったが、iPhone / iPad版のリリースにあわせて展開大学を拡大。日本大学 / 明治大学 / 学習院大学 / 専修大学 / 東洋大学 / お茶の水女子大学 / フェリス女学院大学 / 日本女子大学の学生も利用可能になった。また、Facebookアカウントによってログイン手続きをより手軽にするなど、ユーザビリティの向上も図られている。