ビーブレイクシステムズは5月17日、統合型基幹業務パッケージ「MA-EYES」を月額料金制で利用できるSaaS版に機能を追加するとともに、価格体系を改定したと発表した。

「MA-EYES」のSFAポータル画面

同製品はこれまでもSaaS版として利用できたが、今回は、中堅・中小規模企業における導入を促進するため、柔軟な価格体系に変更した。SaaS版の料金は、個別見積りとなる「初期導入支援費用」(「要件定義費用」と「開発導入費用」)、基本月額料金(固定:1万円)、「月額利用料金」から構成される。各モジュールの1ユーザー当たりの月額利用料金は以下のとおり。

モジュール名 内容 1ユーザー当たりの月額利用料金
プロジェクト管理 プロジェクトの見積りから管理、完了までプロジェクト全体を管理可能 5,000円
帳票・分析 各種帳票や分析レポートを出力可能 4,000円
経理 振替伝票の入力や配賦、月次締めなどに対応 6,000円
人事管理 ユーザー管理や勤怠の状況を確認できるレポートなどを提供 2,000円
システム管理 MA-EYESの利用に必要なシステム設定などを管理する機能を提供 5,000円
勤怠申請 作業実績や勤怠情報を入力可能 300円
経費申請 立替交通費や経費の申請が可能 300円
購買申請 購買情報の登録・申請が可能 500円
SFA 見込み客に関する商談の情報を管理可能 500円
グループウェア スケジュール管理や施設の予約、文書の管理などが可能 300円

スマートフォンでの「MA-EYES」の画面

例えば、ユーザー数が30名で、「プロジェクト管理」「帳票」分析」「経理」「人事管理」「システム管理」「勤怠申請」「経費申請」「購買申請」を利用する場合、初期導入コストは150万円、月額料金は11万2,000円となる。

今回、追加された機能としては、 グループウェア機能とスマートフォンによるアクセスがあり、これらの機能は一括導入版でも利用が可能。スマートフォンによるアクセスはiPhoneとAndroid端末に対応しており、利用料金はユーザー数にかかわらず、5,000円となる。