Silicon Laboratories(Silicon Labs)は5月17日、自社MCU製品のダイをウェハ1枚単位で販売することを発表した。
従来、同社ではダイの販売は大量注文でなければ対応してこなかったが、今回の決定によりウェハ1枚から注文を受け付けることとなる。対象製品は、8ビット8051ベースのミクスドシグナルMCUと、ARM Cortex-M3ベースの32ビット「Precision32」ファミリ。
販売されるダイは、ミクスドシグナル製品の検査手法が採用され、パッケージングされたMCU製品と同等レベルの検査が行われている。この他、ダイにプログラミングを行うオプションも利用することができるという。