東京都 建設局は6月1日から、目黒川と渋谷川・古川の洪水予報を開始すると発表した。
洪水予報区間は、目黒区大橋1丁目から河口にかけての地域と、渋谷区渋谷3丁目から河口にかけての地域。気象庁の雨量予測をもとに東京都が水位の変動をチェックし、河川がはん濫するおそれのある場合に、はん濫警戒情報が出される。
はん濫警戒情報は東京都 水防災総合情報システムや気象庁のWebサイトなどで公開され、防災行政無線やメールサービスでも通知される。
目黒川や渋谷川・古川では大雨時の水位上昇が早く、過去にも多くの浸水被害が発生している。建設局は、洪水予報が発表された場合、建物の2階に上るなど、迅速な避難行動をとるように呼びかけている。