東京エレクトロン デバイス(TED)は5月15日、日本マイクロソフト、アットマークテクノ、サムシングプレシャスの協賛で、学生向け組込みアプリケーション開発コンテスト「第3回 Device2Cloud コンテスト ~21世紀の組込み開発者を目指せ!!(D2C)」を2012年12月8日(土)に開催することを発表した。

D2Cは、コンテスト規定のシステム条件で組込みアプリケーションの開発を行い、その成果を2012年12月8日(土)の決勝大会で発表して優秀者を決定するというもので、主催者であるTEDは、「1からアイデアを考える企画力やアイディアを形にする開発力、チームのメンバーと協力しながら進めていく組織力を学ぶ場として、さらにはプレゼンテーションのスキルアップの場としてD2Cを活用して欲しいと考えています」とコメントしている。

また、出場チーム全員に参加認定証が配布されるため、学校の授業以外の取り組みとして証明されるほか、3回目となる今回は、過去2回の実績を生かしてシステム条件や審査基準の見直しを図り、より安定した環境で参加者の自由な発想を生かすことができる工夫が施されるという。

第3回となる今回の決勝大会会場は2012年4月に開設したばかりの東京電機大学 東京千住キャンパスの丹羽ホールを予定しており、参加者のほか、見学者にも見学しやすい環境となっている。

参加資格は高校、専門学校、高等専門学校(高専)、大学、大学院、職業訓練校などの学生で、コンテストに用いられるプラットフォームの詳細は以下の通り。

ハードウェア

  • CPUボード:Armadillo-440(アットマークテクノ)
  • センサボード:任意(過去のD2Cコンテストで利用したボードなど)

    ソフトウェア

  • OS:Windows Embedded Compact 7(日本マイクロソフト)

  • BSP:Lilas(サムシングプレシャス)