ジャストシステムは5月14日、SNSやコミュニケーションアプリの利用動向に関する調査結果を発表した。
調査は、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask (ファストアスク)」を利用して実施されたもので、FacebookやTwitterのほか、グループチャットアプリのLINEや、画像共有サービスのInstagramやPinterestなど、さまざまなSNSやコミュニケーションアプリの認知度と利用率、利用用途と頻度などについて調査を行っている。調査期間は4月24日~4月26日、調査対象は15歳~49歳の男女となっており、1万4120人から有効回答を得ている。
発表内容によると、Twitter / mixi / Facebookの認知率はいずれも80%以上で、LINEは32.5%の人が知っていた。利用率は、Twitterが36.3%、mixiが34.5%、Facebookが30.3%、LINEが13.1%となっている。
LINE / Instagram / Pinterestについては、それぞれのユーザーを対象に追加の調査が行われている。その結果、LINEをダウンロード / 登録した人の77.4%が、現在も利用していると答えた。また、ユーザーの74.0%は週1日以上、同サービスを利用しており、特に10代は47.1%がほぼ毎日利用しているという結果が出ている。LINEの利用環境については、スマートフォンからの利用が77.3%と最も多く、フィーチャーフォンからの利用は、10代が22.5%、20~40代では10%以下となっている。
Instagramの認知率は10.5%で、ユーザーの63.0%が週1日以上利用していた。InstagramはFacebookに買収されたが、買収に伴うサービスの終了を心配している人は44.8%で、そのうちの46.8%の人が、データの移行を検討しているもしくはすでに移行していると回答した。
Pinterestについては、認知率が4.7%で、週1日以上利用していると回答したユーザーは48.3%。利用環境はPCが65.4%、スマホなどモバイル端末からの利用が14.8%となっている。
調査結果の詳細な資料は、FastaskのWebサイトから、会社名・名前などを登録して入手できる。