みずほ情報総研は5月14日、申請者による経費精算申請、上司による承認、経理担当者による経理処理完了までプロセスを統合管理できる「経費精算ソリューション Systemaflow」を6月1日より提供開始すると発表した。

「経費精算ソリューション Systemaflow」の処理の流れ

同ソリューションは、同社の会計ソリューションにおける豊富な導入経験を基に開発を行い、入力インタフェースや経理部門の支払処理用データの生成など支援機能を充実させたもの。

申請者に関わる一連のビジネスプロセスを統合管理することで、処理の進捗状況を可視化し、承認の漏れや遅れを防止する。承認や回覧の履歴が保存されるため、内部統制の強化にも貢献する。

ユーザーフレンドリーな画面設計

単独で利用する場合、ユーザー情報や振込口座などのマスター情報を登録するだけで、利用を開始することができるうえ、既存の会計システムとの連携も可能。1つの稼働環境で複数の会社を区分して管理できるため、グループ企業でシステムを共通化することも実現できる。

同ソリューションの基盤となるSystemaflowは、他の業務用テンプレートの追加により、経費精算以外の業務への適用もでき、回付書類の紛失、承認者不在時の処理の遅れなど紙による業務運営の課題を改善するとともに、内部統制の強化や業務の見える化を促進する。管理項目や処理手順の変更がユーザーの設定により可能なため、ビジネスプロセスの見直しにも柔軟に対応できる。

Systemaflow標準機能