Analog Devices(ADI)は、LFCSPまたはTSSOPの16ピン表面実装パッケージ、16/14/12ビットの分解能を選択可能な「nanoDAC+」4チャネルD/Aコンバータシリーズ「AD568xR」を発表した。

同シリーズは、3mm×3mm LFCSPパッケージに16ビットで最大±2LSBの相対制度を実現した4チャネルDACと2.5Vで2ppm/℃のリファレンス電圧源を内蔵しており、外付けリファレンスを不要とすることが可能だ。

またインタフェースはSPIもしくはI2Cを選択可能で、レール・to・レールDACが必要な単元電アプリケーションでダイナミックレンジを広く取りたいという製品に向いているという。

なお、シリーズとしては6製品が用意されており、いずれも量産出荷を開始している。価格は16ビット品が8.06ドル、14ビット品が5.76ドル、12ビット品が4.80ドル(いずれも米国での販売価格)となっている。

nanoDAC+製品の1つ「AD5686R」(16ビット分解能、SPIインタフェース品)のパッケージ外観