マイボイスコムはこのほど、「携帯電話・スマートフォンとライフスタイルに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査では、利用している機能、今後の利用の仕方などについて聞いている。同調査は4月1日から5日にかけて行われ、インターネット上で1万1,6484件の回答を得た。
個人で利用している携帯電話やスマートフォンについて聞いたところ、主に携帯電話を利用している人は76.2%、スマートフォンを利用している人は18.5%だった。スマートフォン利用者は2010年調査時から約9倍となった。
1年前に利用していた携帯電話・スマートフォンを聞いたところ、携帯電話利用者は88.1%、スマートフォン利用者は8.3%。現在スマートフォンを利用しているが1年前は携帯電話を利用していた人は、同じキャリア内で変更している人が多く、キャリアごとに6割前後見られることがわかった。
携帯電話で利用している機能は、「通話(電話回線)」「メール」のほか、「カメラ(写真撮影)」「アラーム、タイマー」「時計」「電話帳・アドレス帳」などが多い。スマートフォンでは、「メール」「通話(電話回線)」「カメラ(写真撮影)」が上位3位、「PC用Webサイトの閲覧(フルブラウザ)」「電話帳・アドレス帳」などが続いた。
今後利用したい機能を聞いたところ、携帯電話・スマートフォンのいずれも、「地図・GPS」が現在利用している機能より順位を上げている。
携帯電話やスマートフォンを使い始めたことで使用が減ったものは、携帯電話利用者では「固定電話」「目覚まし時計・アラーム」「腕時計」が上位3位となり、スマートフォン利用者では「固定電話」「デジタルカメラ」「目覚まし時計・アラーム」「パソコン(自宅)」などが多くなっている。
今後、携帯電話やスマートフォンをどのように利用したいかを聞いたところ、携帯電話利用者は「通話やメールなど必要最低限のことだけに利用したい」が60%、スマートフォン利用者は「パソコンのようなさまざまなアプリケーションを利用したい」が54%で最も多くなっている。「通話やメールなどの必要最低限に加えて、エンターテイメント機能なども活用したい」は女性で多く、特に10代・20代では4~5割を占める結果となった。