トリップアドバイザーは5月11日、日食の情報をまとめたインフォグラフィック「世界日食観察マップ(2012-2025)」を公開した。
同社は旅行に関するさまざまな情報をまとめた画像を「トリップグラフィック」として公開している。「世界日食観察マップ(2012-2025)」はその第31回目として公開され、2012年5月21日~2025年に観測できる皆既日食 / 金環日食 / 金環皆既日食の情報が、地図上にまとめられている。
日食は、月が太陽を隠す現象で、皆既日食や金環日食は特に珍しい。今年は、5月21日に日本全国で部分日食が観測できるほか、九州地方南部や四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方などで金環日食が観測できることから、大きな話題を集めている。日本で金環日食が観測できるのは1987年以来で、次に観測できるのは18年後の2030年とされている。
今回公開された世界日食観察マップを見ると、日本での金環日食のみならず、世界のさまざまな地域で観測可能な日食がわかり、海外旅行の計画などに役立てることができる。
なお、今回公開された世界日食観察マップでは部分日食は対象としておらず、2019年1月6日に日本で見られる部分日食などは掲載されていない。また、2025年までの情報であるため、2035年9月2日に中部・関東の一部などで見られる皆既日食も対象外となっている。