東芝ソリューションは5月9日、Android端末に対応したモバイルCRMソリューション「ma-SQUARE for Android」をリリースしたと発表した。

同社は、これまで手掛けてきたBREW端末版「ma-SQUARE」で既に実現しているオフライン操作、企業システム連携、利用データのセキュリティ対策などはそのままに、Android端末に対応したテンプレートを搭載して販売を開始する。

「ma-SQUARE for Android」システム概要図

ma-SQUARE for Androidの特長は、スマート端末ならではの情報参照性、多様な入力方式など、高い操作性により、現場で負荷なく使えるモバイル環境を実現する。また、緊急性の高い情報はサーバからスマート端末にプッシュ型で通知し、スマート端末から容易に諾否の回答を可能とし、迅速な双方向コミュニケーションを支援し、リードタイムの短縮を実現する。

さらに、利用データの暗号化、認証、遠隔データ削除などの堅牢なセキュリティ機能により、現場で安全にスマート端末が利用できる環境とした。

また、テンプレートアプリケーションをベースに要件に応じたカスタマイズを容易に行うことができ、利用者ニーズに応える機能の迅速な追加開発が可能となった。