NXP Semiconductorsは、非調光・高出力照明向けLEDドライバIC「SSL2109」を発表した。
同製品は、外部電源スイッチと併用するよう設計されており、単一プラットフォームで100/120/230Vの主入力電圧と25Wまでの出力範囲に対応。LED電球やドライバモジュールの製造において、あらゆる電力の外付けMOSFETと組み合わせることができる。また、電流精度は5%以下、最大95%の効率に加え、15個のコンポーネントでアプリケーションを全て設計できる高密度実装および低eBoMを実現する。リファレンス設計の実装面積は18mm×22mm。
ダイレクトPWM調光が可能な他、NTC温度センサによるLED過熱保護機能などあらゆる保護機能を内蔵、寿命もLEDと同等もしくはそれ以上を実現しており、高い信頼性を確保している。
なお、「SSL2109」はすでに発売している。今後、「SSL2108x」ファミリからは、「SSL2108xA」、「SSL2109A」の2つの新製品を2012年6月末に発表する予定。これらはいずれも短絡保護回路(SWP)を除いた製品となっている。