ソニックウォールと日本ベリサインは5月7日、ソニックウォールのリモートアクセス製品「SonicWALL Aventail SSL VPN」とベリサインのワンタイムパスワード認証サービス「Symantec Validation&ID Protection(以下、VIP)」の相互接続性を確認し、企業でのスマートフォンのビジネス利用において、外部からのアクセスをよりセキュアにするための協業を行うと発表した。
両社は、従来のユーザIDとパスワードにワンタイムパスワードを加えた二要素認証によって、端末や利用者の確認を行い、なりすましによる不正アクセスのリスクを低減する仕組みを提供する。
「Symantec Validation&ID Protection」動作イメージ。なお、シマンテックは2010年にベリサインのセキュリティ事業を買収している |
具体的には、SonicWALL Aventail SSL VPNによるUDIDデバイス認証と、スマートフォン上で表示されるVIPのワンタイムパスワードを組み合わせることで、"人"と"デバイス"の双方を認識し、共に問題がないことを確認することができるというもの。
管理者が設定を行う手順はマニュアル化されており、容易な導入が可能で、共同セミナーの開催や共同プロモーションによる販売促進などを通じ、両社製品の特長・効果を分かりやすく伝え、導入後の管理の手間やコストなどの課題を解決できるよう、顧客をサポートしていく。