リコーは、デジタルフルカラー再生複合機の新製品として、40枚機の「imagio MP C4000RC SPF」と、28枚機の「imagio MP C2800RC SPF」の2機種を発表した。5月18日に発売され、価格はオープン。
新製品は、使用済みの「imagio MP C4000シリーズ」および「imagio MP C2800シリーズ」(ともに2008年6月発売)を回収し、再生処理を行った「リコンディショニング(RC)機」。リユース部品の使用率は質量比で平均80%で、製造工程におけるCO2の排出量は新造機と比較して約82%削減しているという。いずれもA3対応のカラー複合機で、コピー、スキャナ、プリンタ、FAX機能を標準で搭載する。
連続複写速度(A4ヨコ送り/毎分)は、 前身機と比較して、imagio MP C4000RC SPFは35枚から40枚に、imagio MP C2800RC SPFは25枚から28枚にアップし、ウォームアップタイムは前身機と比較して、imagio MP C4000RC SPFは27秒から23秒に、imagio MP C2800RC SPFは45秒から29秒と、最大で35%短縮している。
いずれも解像度は600×600dpi、給紙枚数は550枚×4+手差し100枚。外形寸法は、imagio MP C4000RC SPFはW670×D766×H1,155mm、imagio MP C2800RC SPFはW670×D766×H1,140mm。