SafariとAndroidだけで80%以上のシェア - 4月モバイルブラウザシェア

Net Applicationsから、2012年4月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。3月に若干シェアを伸ばしたOpera Miniだったが、4月に入って一気にシェアを落とす結果となった。一方で、3月にシェアを落としたSafariとAndroid Browserは伸びており、どちらもこの1年でもっともシェアを拡大させている。特にSafariは6割以上もシェアを確保しており、モバイル / タブレットブラウザにおいて強い影響力を持っている。

順位	ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari	63.84%	↑	強く増加。成長傾向
2	Android Browser	18.87%	↑	成長傾向
3	Opera Mini	12.05%	↓	大幅な下落
4	BlackBerry	1.62%	↓	微減
5	Symbian	1.32%	↓	微減
6	Microsoft Internet Explorer	0.58%	↑	成長傾向

順位	バージョン別ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari 5.1	42.97%	↑	上昇傾向
2	Android Browser 4.0	18.57%	↑	3位から2位へ。成長傾向
3	Safari 5.0	17.07%	↓	2位から3位へ。減少傾向
4	Opera Mini 4.2	4.25%	↓	下落に転じる
5	Safari 4.0	2.29%	↓	6位から5位へ。減少傾向
6	Opera Mini 4.1	2.25%	↓	5位から6位へ
7	BlackBerry	1.62%	↑	9位から7位へ
8	Opera Mini 4.4	1.52%	↓	7位から8位へ
9	Opera Mini 6.5	1.40%	↓	8位から9位へ
10	Symbian	1.32%	↓
11	Opera Mini 5.1	1.03%	↓

Safari 5.1のシェアはiOS 5の公開とともに成長を続けているが、今月ついに40%台に突入した。Safari 4.0及びSafari 5.0の下落からiOS搭載デバイスのアップグレードによる影響も考えられるが、iPadのシェアが拡大していることも一つの要因となっている可能性は高い。

Safariが圧倒的なシェアを持っているが、Android搭載デバイスのBrowserも長期的に成長している。バージョン別では下落傾向にあるSafari 5.0を抜き、第2位のシェアまで持つようになった。Android搭載デバイス自体が伸びていることを考えると、Android Browserも成長傾向が続くと予想される。