Lattice Semiconductorは、自社のプログラマブルロジック・デバイス(PLD)「MachXO2ファミリ」向けに、5mm×5mmの32ピンQFNパッケージを発表した。
MachX02ファミリは、ハードマクロ化して集積された機能として、I2CおよびSPIインタフェース、EFB(組み込み機能ブロック)内のタイマ/カウンタが含まれおり、あらかじめ設計され動作が検証されているルックアップテーブル(LUT)数で最大429までカバーすることが可能だ。
今回の32ピンQFNパッケージの提供により、スペースが限られ、低消費電力が要求されるコンシューマ、通信、コンピュータ、産業および医療機器などにおける応用の拡大が期待できると同社では説明している。
なお、MachXO2-256デバイス向け32ピンQFNパッケージのエンジニアリング・サンプルはすでに提供可能となっており、その応用設計は同社のデザインソフトウェア「Lattice Diamond」のバージョン1.4.2でサポートされている。量産開始は2012年の第3四半期を予定しているという。