ゾーホージャパンは5月1日、クラウド型プロジェクト管理サービス「Zoho プロジェクト」においてDropboxとの連携機能の提供を開始すると発表した。

Zoho プロジェクトは、ガントチャートやタスク管理、文書共有を容易にし、チーム内でのコラボレーションを促進するツール。これまでは、サービス内の「ドキュメント」タブにファイルをアップロードできるのみだったが、Dropboxと連携することで、クラウドとローカルPCの間で簡単にファイルを同期できるようになった。

連携機能により、Zoho プロジェクト内の任意のフォルダとDropbox内の任意のフォルダを同期することが可能になり、同期の関連付けはフォルダごとに設定可能となっている。Dropboxの同期のページからワンクリックで同期の処理を開始でき、関連付けたフォルダ同士は定期的に自動で同期する設定にも対応している。

Dropbox連携で同期したファイルには自動で「Dropbox」というタグと同期した日時のタグが設定されるため、タグから同期したファイルを簡単に探すことが可能。

「Zoho プロジェクト」におけるDropboxのフォルダの関連付けの画面

Zoho プロジェクトは、管理可能なプロジェクト、ユーザー、ストレージの容量によってプランが分かれており、現在は「無料プラン」「エクスプレス」「プレミアム」「エンタープライズ」の4つのプランが提供されている。

これらのプランのうち、Dropbox連携を利用できるプランの利用料金は、「プレミアムプラン」が年額5万400円、「エンタープライズプラン」が年額11万5,200円(いずれも税別)となっている。