第一生命保険はこのほど、同社が例年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の第25回のベスト10を発表した。今回の応募総数は27,184句。2月16日に「優秀100句」が発表されており、これらの中からベスト10を選ぶ投票が行われていた。

第一生命保険の「サラリーマン川柳コンクール」のWebサイト。「第25回 サラリーマン川柳」のベスト10、「優秀100句」が発表されている

『宝くじ 当たれば辞める』が 合言葉」(事務員A)が、6,022票を獲得してトップに選ばれた。第3位に「妻が言う 『承知しました』 聞いてみたい」(大魔神)、第4位に「スマートフォン 妻と同じで 操れず」(妻ーとフォン)と、妻に対する不満・愚痴を盛り込んだ句が上位に入っており、今年もサラリーマンの悲哀を感じさせる句が揃った。

ベスト10の詳細は、以下のとおり。

第25回サラリーマン川柳コンクール ベスト10

作品NO 雅号 得票数
1 「宝くじ 当たれば辞める」が 合言葉 事務員A 6,022票
2 女子会と 聴(き)いて覗(のぞ)けば 六十代 ビート留守 5,713票
3 妻が言う 「承知しました」 聞いてみたい 大魔神 4,092票
4 スマートフォン 妻と同じで 操れず 妻ーとフォン 3,696票
5 EXCELを エグザイルと 読む部長 怪傑もぐり33世 3,603票
6 何気ない 暮らしが何より 宝物 考えボーイ 3,352票
7 胃カメラじゃ 決して見えない 腹黒さ レントゲン 3,084票
8 立ち上がり 目的忘れ また座る 健忘術数 3,079票
9 定年後 田舎に帰れば 青年部 フミヤ フレンドリー クラブ 2,978票
10 最近は 忘れるよりも 覚えない てくてく 2,741票

今回、25周年特別企画として、歴代の「サラリーマン川柳」60句からトップ20を選ぶ「サラ川総選挙」が行われた。トップとなったのは、「仕事やれ 人に言わずに お前やれ」(ピカチュウ)で、以下、「『前向きで』 駐車場にも 励まされ」(プラス思考)、「久しぶり~ 名が出ないまま じゃあまたね~」(シーゲ)と続く。

第一生命保険の「サラリーマン川柳コンクール」の25周年特別企画「サラ川総選挙」の結果