A10ネットワークスは、アプリケーションプラットフォームAXシリーズの64ビット最新モデル「AX 3530」を5月より提供開始すると発表した。価格は1,990万円(税別)から。
AXシリーズは、アプリケーションプラットフォーム・サーバロードバランサで、A10の独自OS「Advanced Core Operating System(ACOS)」を搭載する。
AX3530は、最新の8コアCPUを搭載し、1Uラックサイズモデルで、2億5,600万の同時接続数と115Gbpsのスループットを実現している。この性能は、従来の1UミッドレンジモデルAX3000-11と比較して約4倍のパフォーマンスだという。
AX3530はIPv4延命ソリューション「CGN(Carrier Grade NAT:キャリアグレードNAT)」や、IPv6移行ソリューション「NAT64/DNS64」、「DS-Lite」、「6rd」、「Stateless NAT46」を搭載し、IPv4枯渇・IPv6移行をサポートする。
本体には、Intel Xeon 8コア(Sandy Bridge)プロセッサ2基、12ポートの10Gbファイバ(SFP+)ポート、4ポートの1Gbカッパーポート、2ポートの1Gbファイバポート(SFP)、64GBのエラー訂正コード(ECC)メモリ、ソリッドステートドライブ(SSD)、冗長電源(RPS)、ホットスワップ対応スマートファンを搭載する。