電通は4月20日、電通国際情報サービス、電通マーケティングインサイトの2社と共同で、消費者参加型の課題解決プログラム「D-hints (ディーヒンツ)」を開発したと発表した。
D-hintsは、ユーザーからのアイデア抽出と相互評価をサポートする米国発のSNS「Spigit」に、ワークセッションなどのオフライン要素を組み合わせて開発されたプログラム。数万人規模の意見を個別に収集して相互評価できる仕組みを備え、「消費者や住民のアイデアを効果的に発散・収束させて、さまざまな課題を解決することが可能」だという。
同社はD-hintsの活用例として、消費者参加型のキャンペーン施策や、コアな顧客層に対するリレーション作りと商品アイデア募集施策、住民の意見の吸い上げと地域行政への活用施策などを挙げている。また、各分野の専門家や特定属性生活者を擁する「D-hints パネルパートナー」、専門性を持つ媒体社との提携による「D-hints メディアパートナー」を、オプションとして組み合わせることもできるという。