日本音楽著作権協会 (JASRAC)は4月20日、ファイル共有ソフト「Share」を通じ、音楽ファイルを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた男性2名に対して、著作権法違反の疑いで愛知県千種警察署と福岡県中央警察署にそれぞれ告訴状を提出したことを公表した。
発表によると、この男性らはいずれも、JASRACの管理楽曲である音楽ファイルを同協会に無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザに対して送信できるようにして著作権 (公衆送信権)を侵害したと見られている。
愛知県千種警察署へ告訴されたのは大阪府在住の62歳男性で、摘発を逃れるためにアップロードの痕跡を消去しながら、新曲を次々とアップロードしていたという。また、福岡県中央警察署へ告訴されたのは東京都在住の40歳男性で、アニメの動画や音楽を大量にアップロードしていたとのこと。