ゾーホージャパンは4月20日、クラウド型顧客管理サービス「Zoho CRM」にFacebook連携機能を追加し、提供を開始すると発表した。
Zoho CRMではソーシャル・ネットワーキング・サービスとの連携を進めており、これまでにLinkedInとの連携機能をリリースしている。今回、要望の多かったFacebookとの連携機能を新たに追加し、Zoho CRMに登録されている顧客情報と、その顧客のFacebookプロフィールを簡単に関連付けることができるようになった。
Facebookのプロフィールから、勤務先や職位、卒業した学校、居住地、ウォールの書き込み情報などを確認でき、これらの情報をもとに適切なコミュニケーションをとることで、商談の確度を上げることができる。
また、Facebookのウォール上で顧客による商品やサービスについての書き込みがあれば、Zoho CRMの画面から直接返信することが可能となる。Facebook上でのやりとりを通じて顧客と継続的な関係を築いていくことが重要で、ウォールの更新情報を確認して「いいね!」を押したり、コメントしたりすることで、顧客と継続的にコミュニケーションをとっていくことができるようになり、次に電話した時に、単に時候の挨拶をするだけでなく、より個々の顧客の状況やニーズに合った話ができるようになる。
利用料金は3ユーザーまでが無料、プロフェッショナルプランが17,280円/年(税別)、エンタープライズプランが36,000円/年(税別)。