パナソニックESネットワークスは、省エネ法のトップランナー基準をクリアする低消費電力化を実現した全ポートギガビット対応タップ型スイッチングハブ「Switch-S8G」を、6月21日に発売する。価格は1万6,590円。

「Switch-S8G」

同社は、全ポートギガビット対応のタップ型スイッチングハブを、すでに3機種発売しているが、本製品では、未使用ポートの電力を抑制する機能や、LANケーブルをポートに接続しているときでもデータ通信が行われていないときには電力を抑制するなどの、省エネ機能を追加。また、ファンレスによる静音化、電源回路内蔵のコンパクト設計のため、さまざまな場所に設置することができるという。

本製品では、電源部に、電力を効率よく供給する最適化設計を施し、低消費電力タイプのスイッチングICにより、約22%の消費電力削減が可能で、「MNOシリーズ省電力モード機能」により、各ポートの接続状態を自動的に検知し、機器が接続されていないポートの電力消費を抑制。運用時の消費電力も削減できるようになった。

また、通信状況に合わせて電力を抑制する省電力イーサネットに対応。これにより省電力イーサネットに未対応の場合に比べ、電力消費を最大約70%削減が可能となる。

そのほか、電源回路を本体に内蔵し本体と電源コードの一体化、埋め込み型マグネットとゴム足の標準装備などにより、場所をとらずに設置可能だという。本体サイズは、W240×H35×D85mm。