日立ソリューションズは、業務システムから出力される業務帳票を電子化して運用管理する電子帳票システム「活文ReportMission」の最新版を発売する。価格は168万円からで、発売は4月27日から開始の予定。
最新版の特徴は、電子帳票のライフサイクルの3つのフェーズ「登録」「保管」「活用」の各機能が強化されている点。
登録フェーズでは、従来の決まった間隔で帳票を自動登録する設定に加え、帳票の使用頻度に合わせて登録時刻をスケジューリングできる機能を追加されたことで、効率良く帳票を登録できるようになった。
保管フェーズでは、帳票登録後に登録された帳票の名称や保存期間を変更できる帳票属性変更機能の追加により、帳票登録後の運用規則変更や業務改定への対応が可能になった。
活用フェーズでは、サーバの帳票を参照する際に、従来の専用ポート方式の通信にHTTP方式を追加することで、Webを利用する場合に専用ポートのネットワーク設定が不要になり、クラウド環境への移行など柔軟な運用ができるという。
これらの機能強化により、企業内で使われている業務帳票を一元管理し、運用管理コスト削減と業務効率化が可能となる。